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曳き唄

練監ブル-ス   

人里離れた寒いとここんな所があろうとは
夢にも思わぬ娑婆の人知らきゃおいらが教えましょ

身から出ました錆びゆえに粋なポリコにパクられて
手錠はめられ意見され着いた所が裁判所

青いバスへ乗せられてゆらりゆらりと行く先は
その名もたかき堺市の大阪少年鑑別所

父さん母さん許してねこれから真面目になりますと
言った意見も上の空可愛いあの娘の事ばかり

小さな窓から空見ればあの星あたりがスケのヤサ
スケチャン今頃何してる写真片手に目に涙

雪がちらほら降って来て眉を書く手がかじかんで
思い出すのは故郷を不良と呼ばれて捨てた夜

三年三月の刑終えてやっと出ました娑婆の空
愛しい母さん土の下可愛いあの娘は人の妻

北の酒場を振り出しに転々運命のハズレクジ
今度こそはと比の町もどうやらハンパの吹き溜まり

ヒロシ・ケンぼう・のりちゃんとさらさら恨みは出来ないが
一緒になる気もないのなら何で汚した惚れさせた

二度と会えない二親と晴れて会うのは夢の中
布団被って十六の初なあの日に返りたい

いつかくる春こない春いつか来るやらこないやら
身から出た錆バチだけど明日天気にしておくれ
せめて天気にしておくれ


十九の春   

私が貴方に惚れたのはちょうど十九の春でした
今さら離縁と言うならばもとの十九にしておくれ

もとの十九にするならば庭の枯れ木を見てごらん
枯れ木に花が咲いたなら十九にするのもやすけれど

みすて心があるならば早くお知らせ下さいね
年も若くあるうちに思い残すな明日の花

一銭二銭の葉書さえ千里万里と旅をする
同じコザ市に住みながらあえぬ吾が身のせつなさよ

主さん主さんと呼んだとて主さんにゃ立派な方がある
いくら主さんと呼んだとて一生忘れぬ片思い

奥山住まいの鶯は梅の小枝で昼寝して
春が来るよな夢をみてホケキョホケキョと鳴いていた


番長かぞえ唄   

一節心を込めまして唄ってみましょうか数え唄

二親ばかりか兄弟もあの日を限り捨てました

短い命を惜しみなく生きたい様に生きて死ぬ

よろしく頼むと死んでった兄貴の顔が目に浮かぶ

いろはにほへとの理屈より体を張りましょう男なら

虫けら呼ばわりされたってやめられません愚連隊

涙を噛んでる忍んでる堪忍袋は誰がきる

やる時きゃまっ先俺がやるその後の責めも俺が負う

今夜も星降れ涙降れ恋しや練馬の鑑別所

とうとうここまで数え唄その名も番長数え唄

ミヨちゃん   

僕の可愛いミヨちゃんは
色が白くて小さくて
前髪たらした可愛い娘
あの娘は高校二年生
ちっとも美人じゃないけれど
なぜか僕をひきつける
つぶらな瞳に出会う時
何んにもいえない僕なのさ

それでもいつかは逢える日を
胸にえがいて歩いていたら
どこかの誰かとよりそって
ミヨちゃんが笑顔で話してる

父さん 母さんうらむじゃないよ
も少し勇気があったなら
俺みたいに器量よく生まれたら
こんなことにはなるまいに

今にみていろ僕だって
素敵な可愛い恋人を
きっとみつけてみせるから
ミヨちゃんそれまでさようなら・・・・

今年も祭りがやって来た
今年も祭りがやって来た
今年も祭りがやって来た
今年も祭りがやって来た
 
ツ−レロ節   
僕があの娘を見染めたときは 高校二年の春の頃グレた頃
※ツ−ツ−レロレロ  ツ−レ−ロ  ツレラレソレ  ツレソレツ
 ツレラレソレ  シャシャリコ  シャンシャンシャン

紺のセ−ラ−服横目で見れば 胸のボインが気にかかるしびれちゃう
※くりかえし

行きと帰りの満員電車  いつでもくっつく 鼻と鼻 胸と胸
※くりかえし

今がチャンスと指先にぎりゃ 隣のおばさんに睨まれたどなられた
※くりかえし

逢うと切ない逢わなきゃつらい 出すに出せないラブレタ−腐るほど
※くりかえし

最初のデ−トはボ−トに乗って ゆれたふりして抱きついたキスをした
※くりかえし
 
中村音頭(廿山編)  
さあさ みなさん 手に手を取って
歌え踊れや 廿山音頭
甲田 新家に廿山過ぎりゃ
加太につ−ずく五軒家よ
※えんやらどっこいな えんやらどっこいな
 えんやらどっこいこら よいとこな

さあさ みなさん 手に手を取って
歌え踊れや 廿山音頭
春は桜の舞い散る中で
夏は若葉の蝉しぐれ
※くりかえし

さあさ みなさん 手に手を取って
歌え踊れや 廿山音頭
実りの秋くりゃ稲穂がゆれる
粉雪積もる銀世界
※くりかえし

さあさ みなさん 手に手を取って
歌え踊れや 廿山音頭
祭りの夜の太鼓の音は
伸びる僕らの子守歌
※くりかえし

さあさ みなさん 手に手を取って
歌え踊れや 廿山音頭
勇気と力この身につけて
正しい道を伸びて行く
※くりかえし

竹藪深き山奥で育ちましたる若輩者が
曳き出すじぐるま我らが自慢
その名も高き廿山よ
※くりかえし    

伊勢音頭 
ヤァ−レヨォ− コイナァ−エ−
めでた めでた−の (ヨイヨイ)
めでたい コリャ座敷 (ヨォ−イトセ コォ−リャセ)
アリャめでたい座敷に鶴と亀
上から鶴さん銚子くわえて キリリキリリと舞下がる
下から亀さん盃くわえて キリリキリリと舞上がる
そこで鶴さん申すには
もしもし亀さん亀子さん
私の女房になってんか
そこで亀さん首を振り
あんたの女房にゃわしゃいやや
首の長いのがいやのんか
首の長いのはいやでない
口の長いのがいやのんか
口の長いのはいやでない
足の長いのがいやのんか
足の長いのはいやでない
その訳何よと問うたなら
鶴は千年亀万年
後の九千年はよ− ホイッとすりゃ 後家になるわえ−
※ア−ヨッセッセ−のヨォ− ドォ−コ−イセ ヨォ−イヤァナ−
 アレワイセ− コレワイセ−のコ−リャ ヨォ−イ−トセ− コォ−リャセ


ヤァ−レヨォ− コイナァ−エ−
ここの裏屋の (ヨイヨイ)
乾のコリャ隅の(ヨォ−イトセ− コォ−リャセ)
アリャ乾の隅なる五葉の松
一番上なる枝先に
金なる銭なる小判なる
そのまた次なる木の枝にゃ
鶴さんつがい飛んできて
金糸銀糸の巣を掛けて
十二の卵を産みそろえ
その玉ぬくみでかえらして
親子そろって立つ時にゃ
銀の杯に黄金の銚子で酒ついで
仲をとりもつよ− ホイッとすりゃ 福の神かえ−
※くりかえし


ヤァ−レヨォ− コイナァ−エ−
うちの裏屋の (ヨイヨイ)
乾のコリャ隅の(ヨォ−イトセ− コォ−リャセ)
アリャ乾の隅なる五葉の松
一番上なる枝先に
うぐいす小鳥が飛んできて
一なる枝にとちょいと止まり
二なる枝へと渡る時
ちょいと思案をしたうえで
木々を蓄え巣を掛けて
十二の卵を産みそろえ
その玉ぬくみでかえらして
親子そろって立つ時にゃ
銀の杯に黄金の銚子で酒ついで
ホケキョ−ホケキョ−とヨォ−イ コォ−リャ−
鳴いて渡るわえ−
※くりかえし


ヤァ−レヨォ− コイナァ−エ−
明日はお立ちかえナ(ヨイヨイ)
お名残惜しいや(ヨォ−イトセ−コォ−リャセ)
アリャ六軒茶屋までおくりましょ
六軒茶屋のまがりとて
紅葉のような手をついて
糸より細い声をだし
皆さんさよならご機嫌よろしゅう
お達者で
また来年も来ておくれ
来年来るやら来ないやら
嫁さん居るやら居ないやら
これが別れのさかずきと
思えば涙も先にたつ
雨もナァ−エ十日も降ればよいかぇ−
※くりかえし


ヤァ-レヨォ- コイナァ-エ-
今日は目出度い(ヨイヨイ)
目出度い嫁入り(ヨォ−イトセ−コォ−リャセ)
アリャ箪笥 長持ち はさみ箱
これだけもたせてやるからにゃ
一里離れりゃ旅の空
暑さ 寒さに気を付けて
決して戻って帰るなと
それは父さん無理ですと
千石万石積んだ船でさえ
波風強いその時は
錨おろしてヨ−エ皆さん
時を待つかね
※くりかえし

草津節   
草津よいとこ一度はおいで ア−ドッコイショ
お湯の中にもコ−リャ花が咲くよ チョイナチョイナ−

お医者様でも草津の湯でも ア−ドッコイショ
惚れた病はコ−リャ直りゃせぬよ チョイナチョイナ−

惚れた病は直せば直る ア−ドッコイショ
好いたお方とコ−リャ添えば直る チョイナチョイナ−

チョイナチョイナ−は何処からはやる ア−ドッコイショ−
草津温泉コ−リャ上州からよ チョイナチョイナ−

チョイナチョイナ−で儲けた銭は ア−ドッコイショ
チョイナチョイナ−でコ−リャみな使こたよ チョイナチョイナ−

チョイナチョイナ−で使こた銭は ア−ドッコイショ
チョイナチョイナ−でコ−リャまた貯めるよ チョイナチョイナ−

僕と君とは卵の仲よ ア−ドッコイショ
僕が白味でコ−リャ黄味を抱くよ チョイナチョイナ−

僕と君とは時計の針よ ア−ドッコイショ
時に重なるコ−リャ時があるよ  チョイナチョイナ−

僕と君とは半端な帯よ ア−ドッコイショ
きつく結んでコ−リャ離れないよ チョイナチョイナ−

信州 信濃のしん蕎麦よりも ア−ドッコイショ
私しゃあなたのコ−リャそばが良いよ チョイナチョイナ−

沖も暗のに白帆が見える ア−ドッコイショ
あれは紀ノ国コ−リャみかん船よ チョイナチョイナ−

お酒飲んで飲んで飲んで飲んで死ねば ア−ドッコイショ
建てた石碑もコ−リャ千鳥足よ チョイナチョイナ−

橋の上から小便すれば ア−ドッコイショ
川のどじょうがコ−リャ滝登りよ チョイナチョイナ−

親の意見と祭りの花は ア−ドッコイショ
年に一度のコ−リャ無駄が無いよ チョイナチョイナ−

男持つなら熊太郎、弥五郎 ア−ドッコイショ
十人斬ってはコ−リャ名を残すよ チョイナチョイナ−

来るぞ来るぞと表で待てば ア−ドッコイショ
裏で狐がコ−リャコンと鳴くよ チョイナチョイナ−

うちのかあちゃん洗濯好きで ア−ドッコイショ
夜の夜中のコ−リャ竿立てるよ チョイナチョイナ−

うちのとうちゃん狐か狸  ア−ドッコイショ
夜の夜中にコ−リャあな探すよ チョイナチョイナ−

一度はおいでよ○○村へ ア−ドッコイショ
○○青年團のコ−リャ声がするよ チョイナチョイナ−

清水港は鬼より怖い ア−ドッコイショ
大政 小政のコ−リャ声がするよ チョイナチョイナ−



かぞえ唄
     

正月や母さん承知でやりたがる
    娘もしたがるカルタとり

二月や逃げる女中をとっ捕まえて
    無理矢理させるは拭き掃除

三月やさぁさおいでと前広げ
    母さん坊やに乳飲ます

四月やしかけたところに客が来て
    慌てて止めるへぼ将棋

五月や後家さんたまにはするがよい
    夫の命日、墓参り

六月やろくろく寝ないで徹夜して
    徹夜でするのは試験前

七月や人目も気にせず抱きあって
    裸でするのは相撲取り

八月や入ったと思ったらまた抜けた
    唾つけねじ込む針の穴

九月や黒いところにぶち込んで
    気持ちがよいのは弓の的

十月やじゅくじゅくじゅくじゅく音する
    すきやき鍋の音がする

十一月や十一回も長々と
    飽きずにするのは延長戦

十二月や十二時ですよと妻が言う
      そろそろしようか昼飯に



壁紙  南河内郡河南町寛弘寺地車宮入り風景 

こんな曳き唄のページもあります→南河内地車音頭